海外パビリオンの建設など、準備が遅れている大阪・関西万博について、西村経済産業大臣は改めて、総力を挙げて取り組む意向を示した。
大阪・関西万博をめぐっては、開幕までの準備期間の短さや、建設資材の高騰などの影響で、一部の参加国と国内の建設会社との間で契約が進まず、海外パビリオンの建設など準備の遅れが発生している。
こうした状況を受け、政府はけさ関係閣僚を集めた会議を開き、パビリオンの建設状況や取組状況について情報共有を行った。
会議に出席した西村大臣は、岸田首相から海外パビリオンの早期建設に向けて、建設事業者とのきめ細かな調整や、環境整備を加速するよう指示があったと明らかにした。
その上で、経済産業省としても「全力を挙げて総力を挙げて取り組みたい」強調した。