値上げの波が花火大会にも広がるなか、有料席の8割がコロナ禍前から値上がりしていることがわかりました。
帝国データバンクによりますと、ことし7月から9月に開かれる主な花火大会を調べたところ、コロナ禍前から有料席を導入している72大会のうち、85%にあたる61大会で値上がりしていることがわかったということです。
1席あたりの「最安値」の平均は4768円と、4年前に比べて1000円以上(1092円)上がっているほか、最も高額な席の平均は3万円を突破して(3万2791円)1万円以上(1万1182円)上昇しているということです。
打ち上げ花火の多くを占める輸入花火が、過去15年の平均価格より5割高くなるなど値上がりしているほか、運営コストの増加が有料席の導入や値上げにつながっているとしています。