19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は8営業日続伸し、前日比109ドル28セント高の3万5061ドル21セントと終値としては2022年4月以来、約1年3カ月ぶりの高値となった。
8営業日続伸は新型コロナウイルス禍前の19年9月以来。
アメリカの金融機関の決算発表を受け、景気の先行きを楽観視した買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの早期終了観測が強まっていることも引き続き相場を支えた。ただ、利益確定売りも出て上値は重かった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も3日続伸し、4.38ポイント高の1万4358.02で終えた。