日本生命が約1万1000人を対象に（実施期間5月1日～5月16日）「父の日についてアンケートを実施したところ、プレゼントを「贈る」人は64．3％で、去年の64．8％からほぼ横ばいだった。

プレゼントの内容も、贈る側･贈られる側ともに去年に続き、「食事・グルメ」が最も多く、「酒類」が続く。

平均予算は、贈る側が6662円、贈られる側の希望金額は3890円と、ともに去年より200～300円ほど（4％～5％程度）増えた。

ニッセイ基礎研究所の井上智紀主席研究員は、4月の消費者物価指数（除く生鮮食品・エネルギー）が前年同月比4．1％で、それぞれのプレゼントの予算の増加幅に近いことから、「プレゼントの予算が増加した背景には、物価上昇も一因となっている可能性がある」と分析している。

予算については、贈られる側は「金額にはこだわらない」が最も多く、希望額も贈る側より少なかったことから「気持ちを重視する傾向にある」としている。

また、父親になって欲しい著名人は、3年連続で所ジョージさんが1位となった。

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