岡山県倉敷市の国道で停車していたバイクのドライブレコーダーに、衝撃的な事故の瞬間が捉えられていました。

この記事の画像(15枚)

信号待ちで、シルバーの車の後ろに停車するバイク。

車両を運搬するトラックが、対向車線を通り過ぎたと思った次の瞬間!

対向車線を通過するトラック(画面右)
対向車線を通過するトラック(画面右)

(ゴンッ バリバリッ)

何かがぶつかるような鈍い音とともに、突然、前に止まっていたシルバーの車が、バイクめがけて後ろに飛んできました。

よける間もなく、激しく衝突するシルバーの車とバイク。

衝突の衝撃でひっくり返るドライブレコーダー
衝突の衝撃でひっくり返るドライブレコーダー

あまりの衝撃に、運転者はバイクもろとも吹き飛ばされ、転倒しました。

吹き飛ばされるバイクの運転者
吹き飛ばされるバイクの運転者

事故の被害に遭ったバイクの運転者:
僕も止まっている状態で、前の方でなんかゴンって音がしたなと思った瞬間に(前の車が)飛んできましたから。何が起こったんだろうっていうぐらいの勢いで…、気がついたら横たわっていました。

一体、何が起こったのでしょうか?

事故に遭ったバイクの運転者によると、バイクの前には、2台の車が信号待ちで停車していたそうです。

そこに、対向車線から来た車が2台前の車に衝突。

さらに、そのままその後ろに停車していた車に正面衝突したのです。

衝突された車は後ろに飛ばされ、バイクに激突。“逆”玉突き事故のような形になってしまいました。

ドライブレコーダーの映像をよく見ると、バイクの前に停車していた車は、ぶつかった瞬間タイヤが少し浮き上がったように見え、かなりの衝撃があったことがわかります。

バイクの運転者は、転倒した際の打撲など軽傷で済んだといいますが、バイクは修理が必要で廃車になる可能性もあるといいます。

事故の被害に遭ったバイクの運転者:
(事故を起こした運転者に)何されていたんですか?っていうふうにお伺いしたら、「脇見運転です」っていうことで言われたんで、おそらくそうなのではないかと。救急に通うぐらいの軽傷で済みましたが、ちょっとでも車間距離が近い状態で止まっていたら、多分これじゃ済まない状況だったと思います。

(めざまし8 5月16日放送より)