北朝鮮の金正恩総書記の妹、与正氏は米韓首脳会談で核抑止力の強化が合意されたことに反発、バイデン大統領の発言を老人の妄言だと非難した。

与正氏は朝鮮中央通信を通じた談話で、米韓の首脳が26日に合意したワシントン宣言について「極悪な敵視政策が集約された産物だ」と反発した上で「より決定的な行動を取る」と述べ、米韓両国をけん制した。

また、アメリカのバイデン大統領が、北朝鮮が「核攻撃を行えば金正恩体制の終焉を招く」と発言したことに対して、「老人の妄言だ」と非難し、今後も「核戦争抑止力の向上」を進めると強調した。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。