21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅ながら4日ぶりに反発した。
前日までの下落で割安感が出た銘柄が物色された。一方で、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会がインフレを抑制するために、高水準の政策金利を長期間維持するとの見方は根強く、景気の先行きへの懸念から100ドル近く下げる場面もみられた。
結局ダウ平均は、前日比22ドル34セント高の3万3808ドル96セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、前日比12・90ポイント高の1万2072・46だった。