参加者2人が死亡する事故が起きた岡山市の裸祭り、西大寺会陽の将来的な在り方を検討する委員会は事故の原因究明に向けた調査を終え、年内の提言まとめに向けて本格的な議論を始めました。
委員会は、2028年以降の将来的な祭りの在り方について話し合うもので、10月7日、4回目の会合が開かれました。
26年2月、岡山市東区の西大寺観音院で行われた西大寺会陽では、宝木争奪戦に参加していた40代から60代の男性3人が意識不明の重体となりました。その後、1人は意識が回復しましたが、2人が死亡しました。
委員会は9月までに事故の原因究明に向けた祭りの関係団体へのヒアリングや岡山県内外の1000人を対象にした祭りのイメージ調査を概ね終えたということです。集まった結果をもとに祭りの開催方法など具体的な協議を進め、2026年中に提言をまとめることにしています。
(西大寺会陽あり方検討委員会 杉山慎策委員長)
「今のままで良いという委員は1人もいない。亡くなった2人のことを考え、どうしたら悲惨な事故を防ぐことができるのか。少なくとも改善できることを盛り込まないと提言にならない」
一方、2027年の祭りについては主催団体の奉賛会が議論を進めています。9月に開かれた役員会で事故の再発防止策が定まっていないことなどから、27年は宝木争奪戦を行わない方向でまとまり、10月中に正式決定する予定です。
