東京都心では、9月は毎日雨を観測し、10月1日(木)も未明に、今日2日(金)も朝に雨が降り、連続降水日数は37日とさらに観測史上最長記録を更新しました。
「この長雨はいつまで続くのだろう」と感じている方も多いかもしれませんが、今週末はようやく、この長い雨もひと休みとなりそうです。
3日は全国的に秋晴れ
これまで雨の原因となっていた秋雨前線の活動が弱まり、長く続いた雨はいったん収まりそうです。

日本列島は高気圧に覆われるため、全国的に晴れる見込みです。ただ、北海道は低気圧の影響が残り、雨が降る所があるでしょう。
また、2日(金)に今シーズン全国初の初冠雪を観測した北海道大雪山系の旭岳付近では、寒気の影響もあるため、3日(土)も雪が降るかもしれません。

最高気温は九州で30℃を超える所もありますが、全国的には20℃台の所が増えそうです。
北日本を中心に日中も空気がひんやりと感じられ、秋らしさが増してきます。そろそろ長袖の出番となりそうです。
また、東日本や西日本でも朝晩は涼しくなるので、服装に注意してください。
4日は再び前線が近づく
3日(土)の晴天から一転し、4日(日)は西日本中心に雲が広がり、雨の降る所がありそうです。
その理由は、秋雨前線が再び現れるためです。

日本付近では、秋の涼しい空気と夏の暖かく湿った空気が綱引きをしているような状態が続いています。
そのため、前線が消えたわけではなく、少しの変化で再び現れたり、低気圧が発生したりしやすくなっています。
「昨日は晴れたのに、今日は雨」という季節の変わり目特有の天気の移り変わりは、この綱引き状態が原因です。
気温の変化も大きくなりますので、体調を崩さないようお気をつけください。
台風27号も天気変化の一因に
台風27号は日本の南を北上しています。

来週にも関東の東の海上へ進む見込みですが、台風は南から暖かく湿った空気を運び込みます。
その影響で前線や低気圧が発生・発達しやすくなる可能性があります。
来週は台風そのものの進路だけでなく、前線や低気圧の動きにも注意が必要です。
また、西寄りのコースを通った場合、千葉県では暴風域がかかる可能性もあるため、強風や高波にも注意です。
【執筆:フジテレビ気象センター・気象予報士 岡部茉莉】

