自転車の交通違反に反則金を科す青切符制度の導入から半年が経ちました。違反を分析するとある傾向が見えてきました。
自転車の悪質な運転による事故の増加を受けて2026年4月から16歳以上を対象に導入された自転車の「青切符制度」。岡山県内でこの半年に摘発されたのは385件で、ひと月に60件から70件前後で推移しています。
摘発された違反にある特徴がみられました。
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「9割以上が「ながらスマホ」。10~20代で全体の7割を占め、若い世代で違反が多い」
ながらスマホの摘発件数は361件で、月を追うごとに全体に占める割合も増加しています。
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「「青切符制度」を知っている人が大半。スマホが手軽で身近なものであり、つい違反してしまうという印象」
ながらスマホは周囲の状況が分からず重大な事故につながりやすいとして反則金は1万2000円と最も高くなっています。県内では重大な事故は確認されていないということですが、ながらスマホ対策が自転車事故の防止のカギを握っています。
一方、自転車が関わる人身事故は2026年で746件発生していて、2人が亡くなっています。罰則の対象ではありませんが、県警は安全のためヘルメットの着用が欠かせないといいます。
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「道路を横断していた自転車と貨物自動車が衝突し、自転車の運転手が一時意識不明となる重大な事故があった。幸いにもヘルメットを正しく着用しており一命を取りとめた」
警察の調査によりますと2025年の岡山県の自転車のヘルメットの着用率は18.7%で全国平均の21.2%を下回っています。
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「自転車に乗る時はヘルメットを正しくかぶり、安全に心掛け、1人でも1件でも悲惨な事故に遭わないよう努めてほしい」
