四国の水がめ高知県の早明浦ダム周辺では連日、まとまった雨が降り、香川用水の取水制限は9月27日から一時的に解除されています。ダムの様子はどうなっているのか現地を取材しました。
(長尾龍希アナウンサー)
「高知県大川村の早明浦ダムです。(9月29日)午前11時半現在、依然としてダムの底、地表が見えていてひび割れています。しかし旧大川村役場のすぐそばまで水がきているのが分かります。またその奥では底がほぼ見えなくなるくらい水がたまってきています」
依然として平年を大きく下回るものの、貯水率が16%台に回復した早明浦ダム。9月14日と比べても、水量が増えていることが分かります。
気象台によりますと早明浦ダム周辺では9月25日から5日連続で雨が降っていて、降り始めから29日午後3時までの雨量は79.5ミリとなっています。
(高松市から来た人は…)
「水が少ない。もっと増えてほしい」
「建築業で水洗いをするのに、水がなかったら工事がストップする。毎日のように新聞を見て水がどれくらいたまったか(確認している)」
国と四国4県などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は早明浦ダムの下流に位置する徳島県の池田ダムへの流入量が増え、早明浦ダムから水の補給がなくても運用できる状態になったことから、8月28日から行われている第4次取水制限を27日正午に一時的に解除しました。
少なくとも30日午前9時までは取水制限は再開しない見通しで、早明浦ダムでは現在放流をやめ、水をためている状態です。
