北海道旭川市・女子高校生殺人事件の裁判中に法廷内に乱入し、威力業務妨害などの罪に問われている男に、旭川地裁は9月29日、拘禁刑2年執行猶予5年の判決を言い渡しました。
■「死刑やろうが」などと大声を上げて…
起訴状などによりますと、住所不定で配達業の村山哲志被告(48)は2026年6月、旭川市・女子高校生殺人事件の裁判で、内田梨瑚受刑者への判決言い渡し中に旭川地裁の法廷に侵入、「死刑やろうが」「なにが27年じゃ」などと大声を上げて裁判官席に詰め寄り、裁判を中断させたとして、威力業務妨害と建造物侵入の罪に問われています。
■検察「執行猶予は許容されない」、弁護側「計画性は極めて低い」
これまでの裁判で検察は、あらかじめ裁判所を下見するなど計画性があったことを指摘した上で、執行猶予は到底許容されないとして、拘禁刑2年を求刑していました。
また、弁護側は「計画性は極めて低いレベルだ」として、寛大な判決を求めていました。
9月29日の判決で大川恭平裁判官は「誤った正義感から暴力をもって制裁をくわえようとした」「刑事責任は重い」として、村山被告に拘禁刑2年、保護観察付きの執行猶予5年の判決を言い渡しました。
