世界的建築家、故・丹下健三さん設計の旧香川県立体育館の解体を巡る動きです。建築家らでつくる団体が9月24日、県議会に建物の耐震性の鑑定結果が出るまで工事を中断するよう求める請願書を提出しました。
旧香川県立体育館再生委員会の長田慶太委員長らが香川県議会を訪れ、請願書を提出しました。解体工事は2026年4月から行われていて、再生委員会は県を相手に、解体費用の支出差し止めを求める裁判を起こしています。
裁判では建物の耐震性が争点となっていて、県は裁判所の要請を受けて、9月15日から1カ月間、解体工事を中断。再生委員会は建物の耐震性を鑑定するための現地調査を始めています。請願書では鑑定には2~3カ月の期間を要するとされ、鑑定結果が出るまで、工事を中断するよう求めています。
(旧香川県立体育館再生委員会 長田慶太委員長)
「鑑定結果を待つということが非常に大事なことではないか。それが議会の責任。真摯に議論してもらえたら」
香川県の池田豊人知事は、1カ月間の中断期間終了後は工事を再開する考えを示しています。
