北海道江別市でイスラム教の礼拝所「モスク」として使われていたプレハブに火をつけ全焼させた罪などに問われている男の初公判が9月24日に開かれ、男は起訴内容を認めました。
即日結審しています。
起訴状によりますと、千歳市の農業、石井遼太郎被告(37)は2025年2月、江別市でイスラム教の礼拝所「モスク」として使われていたプレハブに火をつけ全焼させた非現住建造物等放火などの罪に問われています。
初公判で石井被告は、裁判官から事実と違う点があるか問われると「いや、ないです。間違いないです」と述べ、起訴内容を認めました。
被告人質問で石井被告は「とんでもないことをしたなと思っています」と述べました。
また、動機については、働いていた農場に無断で外国人が入ってきたことや、インターネットで配信されていた外国人を取り上げた動画を視聴したことを挙げた上、放火の前日にチェーンソーを盗まれ外国人の仕業だと思ったといい、「頭にきちゃって一回懲らしめてやろうと思った」「ほんと八つ当たりみたいな感じだったんですよ」と説明しました。
証人として出廷した石井被告の父親は「信じられない気持ちでした」と心境を語り、「もう少し家族で会っていたりすればよかったかなという気持ちはあります」と述べました。
検察側は論告で拘禁刑9年を求刑しました。
一方、弁護側は「検察の求刑より相当程度短い拘禁刑が適正だ」と訴えました。
裁判は即日結審し、判決は10月29日に言い渡される予定です。
