岡山市の奉還町商店街で店舗やアーケードなどが焼けた火事からまもなく1カ月半です。商店街の復興を支援しようと、西日本豪雨を経験した大学生が9月12日、チャリティーイベントを行いました。
〇田淵さん接客の様子
倉敷市真備町の大学生、田淵陽太さん(21)です。12日、ホットドッグを販売し募金を集める1日限定のイベントを行いました。
集まった募金は、全て商店街の復興に役立ててもらおうと企画しました。
(チャリティー活動を行った 田淵陽太さん)
「アーケードが燃え、空が見える状態となり、このままでは寂れるのではと思い、ここを通るだけの場所でなく、人がつながれる場所にして欲しいと思い活動を決めた」
(萩原渉アナウンサー)
「辺りは白煙に包まれています。消防の消火作業が続いています。そして、時折屋根や壁が下に落ちて、ダン!という音が響き渡っています」
7月31日に発生した奉還町商店街の火事。店舗や住宅合わせて5棟、約450平方メートルを全焼したほか、アーケードの屋根やちょうちんも燃えました。
田淵さんがイベントを行ったのは、商店街の中にある学習塾、SGSGの前。協力したのは、理事長の野村泰介さんです。
(SGSG 野村泰介理事長)
「西日本豪雨のあと真備の復興イベントを行った際、真備の中学生として一緒にイベントを企画した一人だった。それを(田淵さんから)声をかけられて記憶がよみがえった」
この日は、部活帰りの高校生や買い物客などに約40食を販売し、7800円の募金が集まりました。
(募金した人は…)
「おいしい。雨の通学時に雨にあたるので早く直ってほしい。協力できたのでうれしい」
(田淵陽太さん)
「水害の経験から自宅と学校以外の第3の居場所が自分にとって大事だと感じたので、自分もつながりを作れるようなアクションを起こしたい」
大規模な火災からまもなく1カ月半、商店街では、1000万円を目標に募金活動を実施していて、9月8日時点で約300万円が集まっているほか、様々なチャリティーイベントが行われるなど復興に向けて支援の輪が広がっています。
