高松市の旧香川県立体育館の解体工事の中断が決まったことを受け、体育館の保存を求めている団体が9月11日に会見を開き、耐震性の鑑定などが終わるまで工事を再開しないことなどを県に求めました。
故・丹下健三さん設計の高松市の旧香川県立体育館を巡っては建築家らでつくる旧香川県立体育館再生委員会が県を相手取り、解体費用の支出差し止めを求めて裁判を起こしました。
解体工事は2026年4月から始まっていましたが、裁判所からの求めで現地調査を行うため県は9月15日から1カ月間、工事を中断することを決めています。再生委員会は会見で、今後行われる予定の専門家による耐震性の鑑定が終わるまで解体工事を再開しないことなどを県に求めました。
(旧香川県立体育館再生委員会 長田慶太委員長)
「旧香川県立体育館を巡って何が起きていたのか、一連の出来事をこれからの未来に向けて社会全体で見つめなおす大切な時間としてとらえてもらえることを切に願っている」
池田知事は9月7日の会見で、「安全面のリスクをできるだけ早く解消していく」として1カ月間の中断期間終了後は工事を再開する考えを示しています。
再生委員会は池田知事との直接対話も求めています。
