サクラが咲き誇る天童市で恒例の「人間将棋」が行われた。

舞鶴山山頂で行われる「人間将棋」は約70年続く天童桜まつりのメインイベント。豊臣秀吉が家来を駒に見立てて将棋を楽しんだという故事に由来し、13日は地元の高校生が甲冑姿の駒武者に扮して参加した。

対局したのは貞升南女流二段と武富礼衣女流初段。全ての駒を最低1回は動かすという人間将棋独自のルールに従い将棋を指していった。4万2000人の見物客はおおむね15メートル四方の巨大な盤上で繰り広げられる熱戦とちょうど満開となった会場のサクラを一緒に楽しんでいた。

人間将棋は14日も行われ、日本将棋連盟の創立100周年を記念して6人のプロ棋士による百面指しも予定されている。

さくらんぼテレビ
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