派閥の政治資金を巡る疑惑で、自民党関係者の捜査が進む中、岸田総理は、自民党青年局の議員に対し「今ほど国民の声を謙虚に聞かなくてはいけない時はない」として若い世代、地方の率直な声を集めるよう指示を出した。
自民党の中曽根青年局長代理は、岸田首相から「自民党の全国組織がある青年局、青年局の地方の皆さん、そして青年世代の皆さんの意見をしっかりと聞いてこいと。そしてそれを自分に報告しなさいと指示を受けた」と明らかにした。
指示を受けた中曽根氏は「これからの時代の政治資金のあり方など具体的な提案を集約し、首相に報告する」と述べた。