2020年の大統領選挙をめぐり、トランプ前大統領を起訴するかどうかの判断が間近に迫るアメリカ南部ジョージア州の裁判所が、14日トランプ氏の罪状を並べた文書を、ウェブ上に一時掲載するトラブルがあった。
掲載された文書には、被告人の欄にトランプ氏の名前が記載されているほか、票の集計を巡る偽造の共謀や虚偽の陳述など、13の罪が掲載されている。
2020年の大統領選挙でトランプ氏は、およそ1万2000票差でバイデン大統領に敗れたジョージア州での結果を巡り、州の幹部に「票を探し出せ」などと圧力をかけた疑いが持たれていて、今週にも起訴するかどうかの大陪審の審理が行われる予定。
文書はすでにウェブ上から消去されているが、現地メディアは、起訴が間近に迫る証拠と報じている。
これに関連し、現地メディアは日本時間15日午前10時過ぎ、ジョージア州の大陪審が10の起訴状を提出したと報じた。
トランプ氏が含まれているかどうかはまだわかっていない。
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