近畿日本ツーリストによる新型コロナワクチン接種業務の過大請求で、6億円の詐欺の疑いで逮捕された元支店長ら3人が、さらに3億円をだまし取った疑いで再逮捕された。
この記事の画像(3枚)近畿日本ツーリストMICE支店の元支店長・森口 裕 容疑者(54)ら3人は、去年4月から9月にかけて、東大阪市から委託された新型コロナワクチンの接種業務で人件費を過大請求し、約3億500万円をだまし取った疑いが持たれている。
森口容疑者ら3人は、おととし3月から去年3月にかけての契約でも、同様の手口で約5億8900万円をだまし取った疑いで、先月逮捕されている。
近畿日本ツーリストによると、森口 容疑者は、発覚を免れるために資料の改ざんを行っていて、「自分の中で収めるしかないと思った」などと話している。