年末に特大の夢を…「年末ジャンボ宝くじ」が2019年も販売された。その販売初日、高額当選が出ると知られる名古屋駅の「チャンスセンター」に密着した。

チャンスセンター1番乗りは「当たる夢を見た」男性

名古屋駅、名鉄百貨店の玄関前にある宝くじ売り場「名駅前チャンスセンター」。多くの高額当選が出た売り場として全国的に知られている。

2019年の年末ジャンボ宝くじ、当選金は1等と前後賞を合わせると10億円だ。

発売初日の午前7時。販売開始の1時間半前、売り場のシャッターは閉まっているが、中では開店に向けて準備が進められていた。

Q.しばらく(10億円)出てないんですよね、年末は?
準備する男性:

このところ残念ながら止まってるんですよね。そろそろ爆発しますよ

その頃、表には1人の男性の姿が…。

74歳男性:
愛知県豊川市から来ました。
(Q.早いですね)
早いですよ。夢を見とったから、夕べ寝れなかったの、当たる夢を。当たったら海外旅行に行こうと思ってきました

夢で目が覚め、5時前に家を出たという。この男性にとって宝くじとは…?

74歳男性:
夢。とにかく買わなきゃ当たらないから。たとえ10枚でも買わなきゃ当たらないから買う。外れても夢は夢

午前8時過ぎ、販売開始まで30分を切ると人が増えてきた。この時間になると、毎年恒例、近くの白龍神社の神主さんによるご祈祷が始まる。

金運にご利益があるとされる神社だということで、売場のスタッフもお客さんも、心静かに目を閉じ、高額当選を祈る。

宝くじ“幸運の女神”:
それでは皆様、大変お任せしました。ただ今より発売を開始いたします

午前8時半、令和初の年末ジャンボ宝くじの販売が始まった。

開店と同時に、飛ぶように売れる年末ジャンボ。1番乗りを果たした男性は…。

1番乗りの74歳男性:
買いました。今夜はゆっくり寝れると思う

そして、愛知県知立市から来たという50代の男性。

知立市から来た男性(50代):
わざわざ発売日なので来ました。夢を買いに。
(Q.何枚くらい買いますか?)
100枚は買うね。今日はわざわざ会社休んでまで来ました。有給(休暇)。当たったら…貯金します

1年分の宝くじ“1000枚以上”の確認に訪れた男性も

この日は平日ということもあり、会社を休んで来た人も多くいた。

50代の男性:
ジャンボ買いました、3万円。当たったら体育館を建てる。孫の遊ぶところというか、テニスやサッカーやるところ。毎年買ってる、何十年と。
(Q.一番高額だった当選金額は?)
1番当たったの?3000円かな(笑)

実はこの男性、2018年の年末ジャンボから、2019年に買った宝くじの全て1000枚以上を持参していて、今から窓口で見てもらうという。それだけあるなら、高額当選も夢ではないかも…。

5万円以上の高額当選が出た場合、銀行でしか賞金を受け取れないため通帳まで用意していた。果たして、結果は…?

50代の男性:
プラスマイナスゼロやな。今、勘定しとったらゼロやな。使ったお金と同じくらい。高額当選だった

何と2枚が高額当選!

50代の男性:
来年また来る、来年も(当選発表を)見ずに来る。ありがとう

チャンスセンターの“パワー”か…ビギナーに久々に買う人も

午前10時を過ぎると一般の買い物客も増え始め、こんな人もいた。

東京から来た女性:
今日、東京からなんです、友人に会いに。勢いがすごくて、なんか当たる気がして、3連バラで30枚買ってみました。買い方もよくわからなかった(笑)

売り場の雰囲気を見て気持ちが盛り上がり、名古屋で初めて買ったという。

岐阜から来た50代女性:
昔は買ってたんですけど、全然当たらなかったのでしばらく買ってなかったんですけど、今日たまたま名古屋に来て、初日とも知らずに縁じゃないけどタイミングかなって思って…。年末期待してます。
(Q.当たったらどうします?)
母親とどこか旅行に行きたいです

「公民館再建」に「町の福祉」…当選金の使い道は“地域のため”という人も

午後1時を過ぎると、賑わいも一段落。たまたま初日に買ったという60代の女性は…。

60代女性:
なかなか初日にタイミングが合うことがないので。そろそろ当てようって。10億円当たったら、1番は近所の神社を立て直す。神社のね、公民館を建て直そうってみんなで言ってるんですけど、中々資金が集まらなくて、『宝くじ当たったら私出すんやけどな』っていつも思ってたんですけど

「当たったら地域貢献に」という人はほかにも…。

70代女性:
当たったらそうですね、ちょっと町の方が苦しいので、田舎でお年寄りばっかりで。たとえ少しでも福祉の方にと思って、そう思って買ってるけど中々当たりません

午後4時半、用事のついでに立ち寄る人が増えてきた。

豊橋市から来た女性:
観劇のグループ7人で来ました。劇団四季で『パリのアメリカ人』を

観劇ついでに、もう一つのお楽しみ。また別の男性も…。

岡崎市から来た男性:
今日は特別、名古屋で長渕剛さんのコンサートがあるのでそのついでに

演劇にコンサート、そして宝くじ。皆さん、楽しんでいる様子だ。

一攫千金を求めて…“ワザ”を使う人たちも

午後6時を過ぎると仕事帰りに立ち寄る人も。売り場にやってきたのは、会社の同僚だという20代の女性3人。

“共同購入”した20代女性:
買いました。共同で100枚。一人じゃ絶対買えないので。今からはご飯を食べに。勝負飯を親子丼を食べに行きます。開運っぽいので

会社の仲間と共同購入。みんなで夢を語るのが楽しそうだ。

そして、家族で来た親子3人は別々の窓口で買っていた。

家族で来た40代男性:
3連バラってやつを別々で買った方がいいかなっと思って、ちょっと家族を連れて

家族で連係プレー、当選金を目指して様々な策を練る。宝くじは、京都の神社で買ったというお財布に入れて
保管するという。

午後8時、閉店を前にほとんどの窓口のシャッターが下りていた。すると、このタイミングで1人の男性が…。

50代男性:
発売日ってことで夢を求めて。朝1番って人もいれば、逆にギリギリだったらどうかと思って。毎年買っているんだけど、今回たまたま発売日、令和最初のだったので1回こういう時もいいかなっと思って

あえて閉店間際に来る…というゲン担ぎだ。

チャンスセンターの職員:
ただいまの時間を持ちまして、本日の営業を終了とさせていただきます

そして午後8時、令和初の年末ジャンボ宝くじの初日は幕を閉じた。10億円の夢を見て大勢が集う売場は、笑顔があふれていた。

年末ジャンボ宝くじの販売は12月21日まで、抽選日は12月31日。なお、1等が当たる確率は2000万分の1だという。

(東海テレビ)

【関連記事:日本各地の気になる話題はコチラ】