1月4日(木)、第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)が東京体育館で開幕した。

男子1回戦の注目カードは2023年の国体王者・高川学園(山口)と日本代表・石川祐希の母校、名門・星城(愛知)の対決。

2年ぶりの出場となった名門・星城の“絶対的司令塔”として注目されたのがセッター・原亜久里選手。「世代トップクラス」と言われるトスで序盤はリードするも、チームに初戦の硬さも随所見られ、第1セットは19-25と落としてしまう。

第2セット序盤もリードされ苦しい展開となったが、徐々に原選手からのコンビネーションの精度も上がり、25-22と取り返す。

最終第3セットは一進一退の展開。星城が原選手から小尻蓮斗選手へのコンビで得点を上げれば、高川学園はエース門田凌也選手のスパイクや、対角に入る安田成希選手が相手コートに幅広く打ち分けポイントを重ね、最後は星城を突き放した。高川学園が国体王者の貫録を示し2回戦へ進出した。

春の高校バレー 男子1回戦
高川学園(山口) 2-1 星城(愛知)
(25-19、22-25、25-18)

春の高校バレー
準決勝1月7日(日)午後4時
決勝8日(月・祝)午後1時50分
フジテレビ系にて放送

プライムオンライン編集部
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