秋篠宮家の長男・悠仁さまが昆虫や自然環境など「自然誌」を学べる大学を目指し、勉強に取り組まれていることが明らかになった。

筑波大学附属高校に通う悠仁さまは来月4月に3年生に進級される。

幼い頃からトンボに関心を寄せ、生息環境などの調査も続けている悠仁さまについて、ご一家を支える、吉田尚正・皇嗣職大夫は29日の定例の記者会見で、昆虫や植物など、自然環境について学ぶ「自然誌」に特に関心を寄せられていると説明した。

その上で、高校卒業後の進路について、「ご自身が探求したいことをさらに学び、幅広い視野を身につけるため、関心のある分野を学べる大学への入学を目標に熱心に勉学に励まれている」と明らかにした。

悠仁さまの進路について、側近が言及するのは初めて。

トンボや稲などの自然に関心を寄せる悠仁さまは、小学生の頃からお住まいのある赤坂御用地で様々な生き物のすみかとなる「ビオトープ」を作ったり、トンボに関する学術論文を執筆したりしたほか、2月には学校の休みを利用して「ビオトープ」に取り組む同世代の学生たちと交流された。

一方、高校ではバドミントン部に所属していて、この春休みには、合宿などにも参加されている。

悠仁さまは2024年9月に18歳の成年を迎えられるが、成年皇族としての儀式については、学業への影響などを考え、9月の誕生日ではなく、2025年3月の高校卒業以降の「適切な時期に執り行っていただくのがよい」との考えを改めて示した。

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