オーストラリアで2月、穀物を貯蔵しているサイロに男性が転落し埋まってしまった。
窒息の恐れがあるなか、懸命に声を掛けながらの救出活動が続いた。
サイロに男性が転落
農業大国オーストラリアで穀物を貯蔵しているサイロに男性が転落し、埋まってしまった。
この記事の画像(11枚)警察官が「あきらめるな。辛いのは分かってる。がんばれ!」と懸命に声を掛ける。転落した男性は頭と手だけしか見えない。
警察官は「もっとシャベルをください。呼吸をさせなくては!」と指示をする。
窒息の恐れがある中、緊迫の救出活動が続いた。
すると、徐々に男性の顔が見えてきた。警察官も必死に掘っていく。
警察官は「少し楽になった?」と話しかけると、男性は「あぁ…」と返事をした。
ようやく、男性の肩まで出すことに成功した。服を引っ張り、強引に持ち上げていく。
警察官が「行くぞ!」と持ち上げるが、上がらない。
今度は上半身にハーネスをつけ、綱引きのように引っ張った。
最終手段でサイロの横から穴を開ける
それでも上がらず車にくくりつけてみるが、こちらも失敗。
ついに最後の手段。サイロの横から穴を開け、穀物を外へ流し出した。
ようやく助け出すことに成功した。
男性は足に軽いけがをしたが、命に別条ないということだ。
(「イット!」 11月10日放送より)
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