鳥取県内の漁港にクジラが漂着しているのが見つかった。
クジラが漂着したのは、鳥取・湯梨浜町の小浜港の船着き場の前。
24日午前11時ごろに発見され、県が現地に職員を派遣し、クジラの状態を確認したところ、クジラはすでに死んでいた。
県立博物館の学芸員は、表面のしま模様からヒゲクジラの一種「ニタリクジラ」ではないかとみている。
また数日前には、同じ湯梨浜町の泊漁港でよく似たクジラが生きている状態で定置網にかかっているのが確認されていた。
鳥取県の沿岸でクジラの漂着が確認されたのは、約9年ぶりという。
県は今後、クジラの種類や死因をくわしく調査することにしている。