450年以上の歴史を持つ佐世保市の早岐茶市が始まり、茶市ならではの品物を求める多くの客でにぎわいました。

「ちりめんとれたて、とれたて2杯?」

四方から威勢のよいかけ声が聞こえてきます。

佐世保市の早岐瀬戸で始まった早岐茶市は、450年以上前の安土桃山時代から続いていて、海の幸と山の幸を物々交換していたことがルーツとされています。

300メートルほどの通りには磯の香りが漂い、旬の食材を中心に幅広い商品が並んでいます。

軒を連ねた約100の店のうち、10店がお茶を取り扱っていて茶葉のつめ放題などが人気を集めていました。

女性(佐賀県から)
「毎年来ますが、楽しいです。玉茶というお茶がすごく甘くておいしい。安いし、そういうのを求めに来た」

女性(佐世保市内から)
「遠くのほうに送ろうと思って。昆布とかお茶とか鶏卵、しいたけと色々買いました」

早岐茶市の初市は12日までで、その後は中市、後市と3日ずつ続きます。

早岐川の改修工事の影響で、今年は梅市はないものの、早岐商工振興会ではあわせて15万人の人出を見込んでいます。

テレビ長崎
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