国の承認を受けていない医薬品の効果や効能をうたいインターネット上で広告したとして、警察は医薬品医療機器法違反の疑いで福井市の会社経営者を逮捕しました。
 
逮捕されたのは、サプリメントなどを販売する「info BANK」の社長で、福井市照手1丁目の飯塚紀夫容疑者(59)です。
 
警察によりますと、飯塚容疑者は厚労省の承認を受けていない医薬品を「大腸がん抑制効果」や「インフルエンザ症状が緩和」「胃潰瘍症状を緩和」などと効果や効能をうたう文言を用いて、インターネット上で公告した疑いが持たれています。
  
2023年10月、福井南署の警察官が、ネット上の違法行為を取り締まる“サイバーパトロール”で発見し、厚労省から「承認していない」との確認が取れたため逮捕に至ったということです。
 
飯塚容疑者は「事実に間違いない」と容疑を認めているということです。警察は引き続き詳細を調べることにしています。

福井テレビ
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