大型連休中、長野県内の山岳遭難は、過去2番目に多くなりました。

県警によりますと、4月27日から5月6日に起きた山岳遭難は26件、30人。

このうち北アルプスで17件発生し、約65パーセントを占めました。

大型連休に統計をとり始めてから、2013年(27件34人)に次いで多い発生となりました。

死者は3人で2023年より1人減りましたが、天候が安定する中入山者が増え、遭難が多発したとみています。

また、40代から50代が4割以上、60代以上が3割を占め、体力などの低下による転倒や滑落が目立つということです。

今後は雪解けが進むため、県警は、ルート状況の事前確認と必要に応じた装備を呼びかけています。

長野放送
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