立山町が町の保育施設に送信したクマの目撃情報のメールに、誤って個人情報データを添付していたことがわかりました。
立山町によりますと、7日健康福祉課の職員がクマの目撃情報を町の保育施設にメールで伝える際に、誤って「成年後見」に関するファイルを添付して送信しました。
ファイルは、成年後見開始にむけ裁判所に提出する書類で、申請者の氏名や住所、生年月日などの個人情報が記載されていて、立山町は各施設にメールの削除を依頼し、申請者に謝罪したということです。
個人情報の第三者への流出は、これまでに確認されていないということです。
町によりますと、担当職員が作成したクマの目撃情報ファイルが一時保存された課内の共有のフォルダから誤って別のデータを選び、内容を確認しないまま送信したことが原因とみられていて、町は「添付ファイルの確認を徹底する」など再発防止を図るとしています。