5月8日未明に熊本・御船町の専門店で盆栽33点が盗まれる被害が発生し、被害額は計約1880万円に上るとみられている。
防犯カメラが犯行の様子をとらえていて、店のオーナーは怒りをあらわにしている。

防犯カメラには盆栽を持ち去る犯人が

店の防犯カメラがとらえた映像には、5月8日午前1時半ごろ、店の敷地内にマスクをした1人の人物が入ってきた。

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屋外に並べられた盆栽を物色していたが、その後、一つずつ盆栽を手に取り持ち去っていく様子を捉えていた。

オーナーが8日朝に出社した際には、盆栽がなくなっていたということだ。

警察によると、盆栽33点、計1880万円相当が盗まれ、警察が詳しい状況を捜査している。

店のオーナーの佐々木さんは「勝手に入ってきて勝手に持って行って、勝手に売るんでしょうから。とにかく犯人が早く見つかったら、何かしてやりたい」と怒りをあらわにした。

全国で相次ぐ“盆栽”窃盗 転売目的か

日本盆栽協同組合によると、2024年に入ってから、盆栽の窃盗被害が全国的に相次いでいて、盗まれたとみられる盆栽が転売されている例もあるということだ。

警察は、不審な人物を目撃したなど、何か情報があれば御船警察署に電話してほしいとしている。

(テレビ熊本)

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