2020年に長野県宮田村で起きた銃撃事件で指名手配されていた暴力団幹部の男を宮城県仙台市のアパートにかくまっていたとして、同じ暴力団組織の幹部の男が起訴された。 

仙台市内のアパートにかくまう

5月2日、犯人蔵匿の罪で起訴されたのは、指定暴力団「絆會」の幹部・立花宗貴被告(46)。 

起訴状などによると、立花被告は2023年5月から2024年2月にかけて、「絆會」の幹部・金成行被告(55)が逃走中の身であることを知りながら、逮捕を逃れさせる目的で、自分が管理する仙台市内のアパートにかくまったとされている。 

検察は認否を明らかにしていない。 

金成行被告(水戸警察署 2024年5月2日)
金成行被告(水戸警察署 2024年5月2日)
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金成行被告は指名手配中…

金被告は、2020年に宮田村で暴力団関係者の男性を銃撃し、重傷を負わせた殺人未遂の疑いで、全国に重要指名手配されていた。 

その後、2024年2月に仙台市内のアパートで警察に身柄を確保され、殺人未遂などの罪で逮捕・起訴された。 

仙台市内のアパート(2024年2月)
仙台市内のアパート(2024年2月)

また、2022年に茨城県水戸市の山口組系の事務所内で幹部の男性を銃撃して殺害したとして、5月2日までに逮捕・送検されている。

事件現場(水戸市 2022年1月)
事件現場(水戸市 2022年1月)

(長野放送)

長野放送
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