いよいよゴールデンウイークが始まります。2024年は最大で10連休という方もいますが、このお休みの間、動物に癒される旅はいかがでしょうか。

 北海道恵庭市の「えこりん村」。

 最初に向かったのは、えこりん村の西エリアにある「みどりの牧場」です。

 ここではミニチュアホースの放牧や羊を誘導する牧羊犬のショーを見ることができますが、2024年初めて行われるのが…

 「うわぁ~、これはアルパカですね」(柴田平美アナウンサー)

 「アルパカとラマがいまして、普段飼育員が朝ここに来て動物たちを外に出すんですが、リード、口輪をつけて放牧地まで移動する放牧体験をすることができます」(えこりん村 成田美知代さん)

 アルパカをリードでつないで、みんなで放牧地まで。


  「ちゃんと人間に足並みを揃えてくれるんですね」(柴田アナウンサー)

 「そうですね、おっとりしてるので」(えこりん村 成田さん)

 「パカパカしてる。走ってる!走ってる!」(柴田アナウンサー)

 「楽しくてしょうがないので、おいしい草が生えてるとこどこかなって探しながら自分のいい場所を探しているので、われ先にですね」(えこりん村 成田さん)

 アルパカは速いときには時速60キロほどで走るということですが…突進してきたのはメスのナナちゃん(10歳)。

 まさかの「つば攻撃」に出ました。

 「若い女性を見ると、つばをかけに行きがちで自分が一番かわいいと思っているんで、若い女性とか来ると警戒して威嚇します」(えこりん村 成田さん)

 「ライバル視してくれてるわけですね」(柴田アナウンサー)

 大型連休中、アルパカとの散歩は5月4日・5日に行われる予定です。

 お散歩で、お腹が減ったらえこりん村の森の中のレストランへ!

 「吹き抜けになっているんですね。わあ、上から日の光が差し込んで。大きな木で作られたひまわりのオブジェがありますよ」(柴田アナウンサー)

 レストランのテーマは「小人の家」。

 まるで絵本の中のようなかわいらしい店内で味わえるのが…

 ここで放牧飼育された豚「こな雪とんとん」のローストポークです。

 3時間半以上も低温で火を通した後に、グリルで焼き上げ特製ソースをかけていただきます。

 「柔らかい。本当にホロホロほぐれるくらいの柔らかさで、脂身の部分も甘みがありますね」(柴田アナウンサー)

 「今季はですね、去年の倍の厚みにしておりまして、『こな雪とんとん』のお肉の柔らかさを感じていただければと思いまして厚切りで提供させていただいております」(えこりん村 杉井郷さん)

 「ありがとうございます。倍ですって、倍」(柴田アナウンサー)

 レストランのとなりには、季節の花々が美しい銀河庭園があります。

 庭園ではスイセンが鮮やかな黄色い花を咲かせ始めていて、ゴールデンウィークには見ごろとなりそうです。

 つづいて向かったのは札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」です。

 動物を間近で観察できるのがサファリパークの魅力ですが…

 「動物がいるんですよね?この中に。ドキドキしますね。えっ!アザラシ?」(柴田アナウンサー)

 「ここはアザラシと泊まれるコテージになってます」(ノースサファリサッポロ 佐藤郁弥さん)

 この日のルームメイトは、ゴマフアザラシのペッパー君。

 ノースサファリサッポロには、アザラシやライオン、ペンギンなどと一緒に泊まれるコテージがあるんです。

 「一緒に寝てる感覚を楽しめます」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 「お~、迫力がすごい。ヒレの動いている様子とかも見られるんですよ」(柴田アナウンサー)

 「アザラシのエサやり体験ができます」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 「ホッケをあげることができるんですね」(柴田アナウンサー)

 「あちらの穴からあげていただく形になります」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 コテージで宿泊した人は、エサやりも体験することができます。

 「お魚だよ」(柴田アナウンサー)

 体をビヨーンと伸ばしてエサをキャッチ。

 さらにこのコテージではペッパー君のほかに…

 「失礼します。連れてきました」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 「なに?なんですか?」(柴田アナウンサー)

 「ミニブタちゃんです」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 1匹追加して一緒に泊まることもできるんです。

 「例えば、ミーヤキャットですとか、パルマワラビーという小さいワラビー。夜行性の動物とかもいますので、夜泊まった時じゃないと見られないその動物の特徴とかもありますので、泊まって確認していただければ」(ノースサファリサッポロ 佐藤さん)

 このほかにも今の時期だけ、ある動物と触れ合えるというのですが…

 それは百獣の王・ライオンの赤ちゃんでした。

 3月21日に生まれたばかりです。

 「お顔をみていただくと、目がブルーブラックみたいな色をしていて。子どもの時だけ見られる色」(ノースサファリサッポロ 櫻井小春さん)

 「今しか見られない瞳の色なんですね」(柴田アナウンサー)

 ライオンの赤ちゃんを抱っこできるのは6月下旬ごろまでだそうです。

 「うわ~、かわいい何だこれは。毛の感じもほわほわですね」(柴田アナウンサー)

 「大人になるともっとゴワゴワしてくるんですけど」(ノースサファリサッポロ 櫻井さん)

 「肉球が可愛いですね。本当にプニプニな」(柴田アナウンサー)

 ノースサファリサッポロの夏季営業は4月26日から。

 まるで子猫のようなライオンの赤ちゃんにメロメロになっちゃいました。

北海道文化放送
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