日銀は、25日から2日間にわたり開いていた金融政策を決める会合で、今の金融政策の維持を決定し、追加利上げを見送った。政策金利である無担保コールレートを0から0.1%程度で据え置いた。
日銀は3月の会合で、マイナス金利政策を解除し、17年ぶりの利上げに踏み切ったばかりだった。これを受け、外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台まで急速に円安が進んだ。
日銀の植田総裁は26日午後3時半からの会見で、為替の動向や追加利上げをめぐり、どのような見解を示すか注目される。
市場関係者の間では、植田総裁の発言次第で、円相場が再び大きく動く可能性があるとして、政府による介入を警戒する声も強まっている。

配信開始予定 4月26日午後3時30分

※ストリーミング配信のため、実際の時刻より数十秒の遅延が生じます。