代々木公園で出会ったのはゴミ拾いをする細井 愛茉(ほそい えま)さん。この春、中学生になったばかりの12歳だ。

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細井 愛茉さん:
ゴミ拾いじゃなくて“運拾い”という感覚でゴミを拾ってます。

ゴミ拾いならぬ「運拾い」が日課という愛茉さんは、ただ清掃活動をしているわけではない。

細井 愛茉さん:
ここが私のブースです。私は現在、中学生起業家として活動しています。

コロナ禍に、習い事で環境問題の現状を知ったという愛茉さん。

勉強を続ける中で、環境問題に本格的に取り組もうと決意し家族に相談。わずか10歳にして、会社を設立した。

そんな愛茉さん、今ではゴミ拾いをもっと楽しめるものにしようと、ある取り組みに挑戦している。

細井 愛茉さん:
ゴミを拾ったら、ゲームアプリ内の通貨に換金して、景品がもらえます。

同年代の仲間とアプリを制作し拾ったゴミの重さに応じて特産品などと交換できるイベントを各地で開催。

このイベントが「楽しみながら“お得に”ゴミ拾いができる!」と、子供から大人まで評判となっている。

若者ならではの発想で、環境問題に取り組む愛茉さん。どのようなことを考えながら、活動しているのでしょうか。

細井 愛茉さん:
今はゴミ拾いって汚いものとかと言われていますけど、人々の意識を変えていきたいです。

人々のゴミ拾いへの意識を変えたいと奮闘する愛茉さんの活動はあすも続く。
(「イット!」4月24日放送より)