岩手・盛岡市で20日、猛スピードで突っ込んでくる逆走車が目撃された。
道路は「逆走多発地帯」とされ、日曜日と祝日を除いた午前7時から9時は片側2車線が片側3車線と1車線に変わる「リバーシブルレーン」が導入されているため、車線を間違えることがあるという。
「え!何?」車線を間違った車が逆走か
岩手・盛岡市で20日午前8時前、ものすごいスピードで右側をかすめていく逆走車が「モクゲキ!」された。
この記事の画像(13枚)この道は「逆走多発地帯」になっており、逆走車に遭ったドライバーは、当時の状況について、「『え!何?』って思って。あ!来る!来る!来る!ぶつかる!ぶつかる!ぶつかる!とそれだけだった」と話した。
午前8時前に現れた「逆走車」。
実は2022年4月30日午前8時前にも、このドライバーは同じ場所でヒヤリとする瞬間があったという。
モクゲキした道路は、年に5〜6回逆走車に出会うほど、「逆走多発地帯」になっているという。
逆走車を目撃したドライバーは「何度も(見たこと)がある、正直。最近でも5〜6回はあります。結構年配者が多いのかな。私、結構遭遇しているというか、逆にパッシングされた」と話している。
なぜ盛岡市のこの市道で、繰り返し逆走車が目撃されているのだろうか。
実はこの市道、普段は片側2車線の道路だが、日曜日と祝日を除いた午前7時から午前9時の間は、一方が片側3車線、逆方向は1車線となる「リバーシブルレーン」が導入されている。
そのため、朝の2時間だけ1車線となることで、車線を間違う車が多いのではないかという。
中央線が見えづらい問題も
しかしドライバーは、別の理由も指摘している。
ドライバーは「本当に白線が薄いんです。右側車線を走っていると、『あれ?どこが中央線なのかな?』と思う時もある。あとは感覚ですよね、結局は」と話す。
白線部分に注目すると、中央線が消えてしまって見えづらくなっている。
そうした中、24日午前6時半ごろも逆走車がいた。
真っ正面には、立ちふさがるように右折をしようとする車がいた。
ドライバーは「事故に遭うと、お互いが損。標識とかをちゃんと見て走らないとダメだなとは思う」と話している。
渋滞問題解消のために導入された「リバーシブルレーン」が、逆走という別の問題を引き起こしていた。
(「イット!」 4月24日放送より)
「指名手配犯に似た人物を見た」「当て逃げした人物がドラレコに映っていた」など犯人逮捕につながる情報から「訪問販売に来た業者がクーリングオフに応じない」「いつも自転車にいたずらをする人がいる」など身近に起きた事案まで、ご存知の情報をお寄せください。
投稿の際には、「5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)」を意識して、なるべく具体的に当時の状況を教えてください。写真や動画を送ることも可能です。
取材源は必ず秘匿し、情報管理を徹底することをお約束します。すべての方へのご連絡は難しいため、不採用の場合のご連絡と個別の問い合わせへのご返答につきましては、対応いたしかねますことを何とぞご容赦ください。
情報提供はこちらからお願いします。