19日、青森・五所川原市の神明宮で火災が発生し、拝殿が全焼した。この神社は、江戸時代の1664年に創建された歴史ある神社で、宮司は再建への意欲を示している。神社の本殿は無事で、けが人はなかった。

神社から大きな炎

パチパチと音を立てながら燃える神社。

この記事の画像(11枚)

大量の煙と共に、火の粉が風に流されていく。

19日午前4時半ごろ、青森・五所川原市で起きた火事。宮司が午前4時過ぎにお宮に上がろうとしたとき、すでに大きな炎になっていたという。

神明宮・齋藤麻毅宮司は「屋根の部分から炎が上がっていて、真っ赤になっていた。ただただ神様と氏子の皆さんに申し訳ない」と話している。

火は約2時間半後に消し止められたが、拝殿などが全焼。本殿は無事で、けが人もいなかった。

創建は江戸時代

今回、火の手が上がったのは街の人にも親しまれた歴史ある神社だ。

創建は江戸時代の1664年。今の場所には約25年前に移転した。
宮司は残りの人生をかけ、再建したいとしている。
(「イット!」 3月19日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)