アメリカのメディアは1日、イスラエルがイスラム組織ハマスとの戦闘が落ち着いた後に、世界各地にいるハマスの幹部を暗殺する準備を進めていると報じた。
これは、ウォールストリート・ジャーナルがイスラエル当局筋の話として報じたもので、イスラエルの情報機関がネタニヤフ首相の命令を受けて、レバノンやトルコ、カタールにいるハマスの幹部の暗殺を計画しているという。
対象はハマスの前最高指導者マシャル氏や、現在の最高指導者ハニヤ氏などで、時期については人質解放交渉に影響する懸念から「ガザ地区での戦闘が落ち着いた後」としている。
一方で記事では、こうした国で許可なく暗殺を実施するのは国際法に触れる可能性があるとも指摘されている。