原油価格が高騰している影響などで、1月の電気温風機や電気ストーブの出荷額が(前の年の同じ月に比べて)3倍に増えた。
日本電機工業会によりますと、1月の生活家電の国内出荷額は1737億円で、前の年の同じ月を5.4ポイント下回り8カ月連続のマイナスとなった。
一方、製品別では、原油価格が高騰している影響などで1月の電気温風機や電気ストーブの出荷額が前の年の同じ月に比べて3倍に増えた。
また、オミクロン株の感染拡大の影響により、まとめ買いや自宅で食事をする機会が増えたことで、1月としては、冷蔵庫が過去2番目の出荷額、電子レンジが過去2番目の出荷数量となった。
洗濯機も、衛生意識が依然として高く抗菌・除菌機能などが備わった高機能な機種の需要で1月の出荷額としては過去最高となった。