メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手は、5打数3安打1ホームランと大活躍した15日のジャイアンツ戦後に取材に応じ、水原一平被告の賭博事件について「色々あったので睡眠が足りていない日が続いていた」と話した。
大谷選手はアメリカメディアの記者から、開幕から好調の一方でフィールド内外で色々な対応をしないといけない状況だったが乗り越えてきたのかと、水原被告の事を匂わす質問を受けると、「最初の方はいろいろあったので、ちょっと睡眠が足りてないなっていう日が続いてましたけど、最近は時間にも大分余裕が出てるので、いい睡眠を取って一日一日大事にプレーできてるかなと思います」と答えた。
さらに、いつからしっかり寝られるようになったのか聞かれると、「いろいろと物事が進展して、新しいことが分かって、自分のやるべきことを出して、物事がいったん解決した段階では、僕の方からやることっていうのはなくなったので、その段階でかなと思います」と応じた。
この日の試合で5打数3安打1本塁打と大暴れした大谷選手は、打率を.361に上げ、ホームランも12本でトップに並んだ。
一方で水原被告は日本時間15日早朝に罪状認否のため連邦地裁に出廷し、カメラの前に姿を見せたが、無言を貫いた。