5月12日は母の日です。
これまでの人生を支え、見守ってくれた母親との心温まるエピソードや伝えたい感謝の気持ちを県内各地で聞きました。

鹿児島市のJR鹿児島中央駅前です。
母の日をあさってに控えた10日、母親とのエピソードや感謝の気持ちを道行く人に聞いてみました。
こちらの大学生は、母親の支えで受験を乗り切れたといいます。
大学生
「浪人したときつらいことがあったけど、母親が支えてくれたおかげで今最高の大学生活を送れています。夜塾から帰ったらおいしいご飯が用意してあったり。合格したときは自分より喜んでいた。感謝しています。母の日おめでとう」

こちらの短大生たちは母親の献身的な支えに感謝している様子でした。
短大生「仕事を中断して駅まで送り迎えしてくれる。感謝しています。」
短大生「私が起きる前に弁当を作って用意してくれている。頑張ってくれてうれしい。日頃感謝の気持ちとか言うことないので言ってみようかなと思う。」

母親を喜ばせようとプレゼントを考えている小学生も。
小学生
「お母さんが好きな食べものをあげたい」
母親
「食べたいなと言ったら『俺が買ってやるよ』とお小遣いで買ってくれて。キュンとしました」
小学生
「いつも家のことをしてくれてありがたいと思っています」

こちらの男性は、埼玉県から好きなアイドルのコンサートにやってきたそうです。
会社員
「母親にはだいぶ自由にさせて貰っていて、アイドルの追っかけをしているが、『あんたが何かに熱中しているなら応援する』みたいなタイプなのでそれはありがたい。お菓子の詰め合わせみたいなのは毎年用意している。小さい頃はたくさん迷惑かけたので、できることはちょっとずつ返さないと。自分の顔を見せに実家に帰れるようにしたい。いつもありがとうございます。」

3人の子どもがいるというこの女性は、母の日恒例の食事会を楽しみにしています。
70代主婦
「最近は(母の日に)お食事を一緒にしましょうと言っている。2024年はまだ決まっていないけど。品物もうれしいが気を遣うかなと思って。(伝えたいのは)ありがとうだけですね」

一方、こちらは霧島市福山町。特産の黒酢は母の日のプレゼントとしても人気だそうです。直売所は母の日に贈る黒酢を買い求める客でにぎわっていました。

富山県から観光に訪れたという40代の夫婦は。
富山県から観光で訪れた夫婦
「健康で長生きしてほしいなと思いこの黒酢を選びました」「あまり面と向かっては言えないですけど、末永く元気でもう10年ぐらいは生きて元気でいてくれたらいいなと」

その黒酢をつくる職人たちも、同じように作業をしながら母への思いを募らせていました。
30代の黒酢の醸造技師
「生んでくれてありがとうが一番です」「行きたいところに連れて行ってあげたりとかおいしいものを食べに行ったりとかできればいいな」

30代の黒酢の醸造技師
「なんでも1人で抱え込んでやってしまうのが母なので」「庭の掃除とか米づくりもしているので草刈りとか何でも声をかけて手伝えることがあったら無理をせず体をいたわってくださいと伝えたい」

種子島でサーフィンを楽しむ人たちにも母への感謝の気持ちをきいてみました。
福岡県出身で鹿児島県西之表市に移住し、飲食店で働いているこちらの男性は。

飲食店員(福岡出身)
「いつも自由に生活してる自分を遠くから支えてくれて、ほんとに感謝してます。また、ちょっと離れてますけど一緒にご飯行きましょう。いつもありがとう」
「出身は福岡なんですけど、ずっと親元離れて大阪とか千葉にいて、たまに実家に帰るぐらいだったんで、なかなか会ってないんです年に1回会えるか会えないかぐらいなんで。携帯でラインのやりとりはしてるんですけど、また近いうちに会いたいと思ってます」

介護士の男性(宮崎出身)
「今まで育ててくれてありがとうございます。感謝してます。」

種子島に観光に訪れたこちらの男性は、大学までいかせてくれた母親への感謝を口にします。

観光客
「母が小さい頃から一人で育ててくれたんですごく感謝してますし、おかげで大学まで出させてもらって、不自由なく今できてるのも全部母のおかげだと思ってますので、すごくうれしくていつも感謝してます。」

神奈川県から三輪車で日本1周をしているという男性にも出会いました。
三輪車で日本一周中の男性
「いつもこうやって旅してて自分の支えになってるんで、母にはありがとうという気持ちを伝えたいです」

5月12日は母の日。
皆さんはお母さんにどんな気持ちを伝えますか!?

鹿児島テレビ
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