10日午前、秋田市の県立博物館の防犯カメラにクマが映っているのが確認された。実際の姿は目撃されなかったが、博物館は大事をとって休館の措置を取った。
下司七虹記者:
「県立博物館の出入り口の階段の辺りを歩いているクマの姿が、防犯カメラに映っていた」
クマの姿は、博物館の出入り口近くにある防犯カメラが捉えていた。動く黒い物体が映り込んでいた。
10日午前8時過ぎ、警備員が防犯カメラで出入り口付近を動き回るクマ1頭を確認した。その後、警備員が現場を巡回したが、クマの姿はなかった。
博物館は臨時休館の措置を取り、ポスターや看板を設置して周辺に注意を呼びかけた。
秋田県立博物館・宇佐美行毅館長:
「下新城では出ていると聞いている。見ていないが。近くで出没しているとしたら、この辺で出没することも想定しないといけない。実際に映像を見るとクマの動きに似ている」
また、隣接する小泉潟公園は、12日まで立ち入り禁止となった。