福島第一原発で計画される燃料デブリの試験的な取り出しについて、使用するロボットの変更が原子力規制委員会に認められた。

福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しをめぐっては、格納容器内部に繋がる配管に溶けたケーブルが詰まり、ロボットの進路を確保できないため、開始の時期が2024年3月から10月までに延期されている。

東京電力は当初予定していたアーム型のロボットよりも狭い範囲を通過できる釣り竿型のロボットを新しく作ることにしていて、5月9日原子力規制委員会に認可された。
ロボットの進路をふさいでいる配管では、研磨剤入りの高圧水で堆積物を取り除く作業が続いていて、17日にも終わる見通し。

福島テレビ
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