大分県佐伯市の小学校で9日、子どもたちが選挙を体験する出前授業が開かれました。

2023年の県知事選挙では、20代以下の投票率が30%を下回るなど、若い世代の投票率の低さが課題となっています。

こうした中、子どもたちに選挙を身近に感じてもらおうと、佐伯市の選挙管理委員会が出前授業を実施しました。

参加した蒲江翔南小学校の6年生33人は、選挙の歴史や重要性を学んだ後、市長選を想定した模擬選挙を体験しました。

実際に選挙で使われる投票箱なども用意され、子どもたちは候補者役の演説を聞いて、一票を投じていました。

◆児童
「見た目で判断するのではなく言葉で判断して投票したいと思った」

市の選挙管理委員会は「若いうちに選挙に触れてもらうことで、将来の政治参加のきっかけにしてほしい」と話しています。

テレビ大分
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