総額約20億円の輝きです。円安などの影響で市場価値が高まっている金の製品を集めた展示会が岡山市北区のデパートで始まりました。

かわいらしい親子のパンダに黄金の輝きを放つかぐや姫、会場には置き物やアクセサリーなど金製品約300点が展示・販売されていて、時価は総額で約20億円に相当します。

(中西源太記者)
「黄金作品展の中でも一際輝きを放つのは茶釜と風炉。お値段はなんと二つ合わせて1億4000万円です」

一方、王鷲と呼ばれる作品は、ワシの毛並みを表現するために金が細かく加工されていて、リアルな作品に仕上がっています。

金は円安などの影響で市場価値が高まっていて、5月9日の国内の小売価格は1グラムあたり1万2755円と、4月に入ってから500円ほど高騰しています。

また会場では、4月、東京のデパートで発生した純金茶わんの窃盗事件を受け、警備員や防犯カメラが増やされるなど警備体制が強化されています。

この展示会は、岡山市北区の天満屋岡山店で5月13日まで開かれています。

岡山放送
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