北陸新幹線の延伸で盛り上がる福井県に、恐竜体験ができるバスが初上陸する。

9日、東京都内で公開された新感覚の観光バスは、2階部分の一面にディスプレイが設置され、乗客は座席に座っているだけで360度の仮想世界を楽しむことができる。

臨場感たっぷりの映像で、まるで恐竜のいる世界を走っているかのような感覚を味わえる。

また、「AR(拡張現実)技術」によって、窓の外に俳優の今井翼さんが登場する演出も。

JR西日本・飯田稔督理事「福井からそれぞれの観光目的地に、わくわくしながら楽しんで移動していただく。そういう素材を提供したいと思っている」

この新感覚バスは、6月1日から、JR福井駅と県立恐竜博物館などの観光地の間で運行するという。

恐竜博物館以外にも、戦国時代の遺跡などに向かうツアーもある。
また、AI(人工知能)の技術で、恐竜と話す体験もできるという。