宮城県村田町では、小学生たちが田植えを体験しました。コメづくりについて学ぶ授業で、一つひとつの苗を手作業で植えていきました。
田植えに挑戦したのは、村田第二小学校の5年生17人です。地元の農家から苗の植え方について手ほどきを受けます。
地元の農家
「これくらい持て、ほんでねぇと取れねぇんだ」
ほとんどの児童が田植えするのが初体験。
児童
「ギャー!待って、どこまで行くの?やばくない?」
1.5アールほどの広さの水田に、ひとめぼれの苗を丁寧に植えていきます。最初は慣れない様子でしたが、みんなで協力しながら、20分ほどで作業を終えました。
児童
「大変だったけど初めての体験で楽しかった」
「ピンと立たせたり、ちゃんと並べるのが難しかった」
「初めて田植えをやって、泥が楽しくていい思い出になった」
「元気よく大きく育ってほしい」
児童たちは9月に稲刈りを行い、脱穀作業も体験するということです。
こちらは、宮城県南三陸町の歌津です。伊里前川を訪れたのは小学4年生の児童たち。伝統の「シロウオ漁」を学びました。
児童
「かわいい!どこ?めっちゃかわいい」
「シロウオ、すげーな!」
半透明できれいな体をしたシロウオ。
児童
「これ噛まないよな?」
「噛まない!」
「えーすげー!」
シロウオを初めて見る児童も多く、みんな興味津々の様子です。
児童
「うにょうにょしてる、いきがいいな」
「当たり前やシロウオだぞ」
「このニョロニョロが…ニョロニョロが面白い!」
「シロウオはきれいな川にいるから、ふるさとの川がきれいになっているのが分かるからいいかな」
5月12日には「しろうおまつり」が開かれ、シロウオの踊り食い体験や、販売などが行われます。