主に夏に流行する感染症、「手足口病」の患者数が警報基準を超えたことから、大分県は8日警報を発令しました。

手足口病は口の中や手足に水疱性の発疹が出る感染症で、主に5歳以下の乳幼児が感染します。大分県によりますと、5月5日までの1週間の患者数は、県内36の医療機関の平均で5.47人で、警報基準の5人を上回りました。
また保健所別では、大分市が最も多く、9.27人。次いで中部が7人、東部が5.14人などとなっています。
これを受けて県は、2021年秋以来の警報を発令しました。

記録を取り始めた1999年以降では最も早い発令だということです。

手足口病はアルコールでの消毒が効きにくいため、県は十分な手洗いをするように呼び掛けています。

テレビ大分
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