2度の大規模火災からの復興へ歩みをすすめる旦過市場の人たちの姿をとらえた写真展が、北九州市で開かれています。

普段は忙しい人たちも、頑固者が多いという店の主も、笑顔で写真に収まっています。

火災の跡地に整備された「旦過青空市場」で始まった写真展には、おととしの火災前から2万5千枚を撮影してきたという西村忠さんのポートレート、およそ100点が並びます。

毎日のように通いつめ相手と話しながら撮影した作品には、旦過市場で生きる人たちの飾らない表情と2度の火災からの復興をめざす力強さが収められています。

旦過市場は市の再整備事業でこの夏、建て替えに向けた解体が始まる見通しで、作品は市場の歩みを伝える貴重な記録にもなっています。

この写真展は作品を入れ替えながら来月1日まで開催されます。

テレビ西日本
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