埼玉・皆野町で、消防ホースのノズルが盗まれる事件が発生した。
ノズル部分は、1つ数万円の真ちゅう製で、同様の被害が3カ所で確認されている。
消火ホースはカギをかけることができないため、地元の消防団は頭を抱えている。

ホースのノズルは1つ数万円

埼玉・皆野町で「モクゲキ!」されたのは、消火ホースの先端の“ノズルドロボー”だ。

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盗まれたホースのノズル部分は真ちゅう製で、1つ数万円。
工具がなくても簡単に取り外すことができる。

同じような被害は、周辺の3カ所で確認されているが、相次ぐ消火ホースのノズルドロボーに地元の消防団も頭を抱えている。

消火に遅れが出た事例はなし

皆野町消防団第1分団第1部長・門平智幸さんは「あれ?っていう、ここもなんだ(盗まれた)っていう…。いざというときにすぐ使えないと困るので、カギをするとかそういうものじゃないので…」と話す。

火災が起きた際にすぐに使えるよう、カギなどをかけることができない消火ホース。

これまでに、盗難被害で消火に遅れが出たなどの事例は確認されていないという。
(「イット!」 4月30日放送より)

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