4月27日からゴールデンウィークが始まります。
4月30日から5月2日までの3日間休みをとると、最長10日間の連休となります。
帰省する人や観光客で交通機関は混雑が予想されますが、26日、鹿児島県霧島市の鹿児島空港では、その混雑を避け、早めに移動したという人たちもいました。
新型コロナが5類に移行して初めてとなるゴールデンウィークが27日から始まります。
霧島市の鹿児島空港では、27日からの混雑を避け、予定を早めた帰省客や、旅行客がみられました。
鹿児島に帰省
「なかなか帰ってこられないので。子供たちも両親に久しぶりに会わせようと」
神奈川からの観光客
「飛行機がなかなか取れなかったので、1日早くのんびりしようと思って休みを取った」
群馬からの観光客
「きょうから3泊4日で屋久島に行く予定。飛行機代も結構高かったので、なるべく早めに予約したりした」
航空各社によりますと、鹿児島空港を離着陸する国内線のゴールデンウィーク期間中の予約は、2023年を1割近く上回っていて、予約率は6割から7割で満席に近い便もあります。
東京や大阪から鹿児島に向かう下り便は、日本航空、全日空ともに26日がピークです。
上りは5月6日が満席に近い便が多く、ピークとみられます。
また、国際線ターミナルでは26日、韓国便の離発着が行われ海外で連休を過ごす旅行客が見られました。
寺師裕人記者
「円安や物価高など不安はあるものの、国内ではなく、海外で連休を過ごそうという旅行客の姿もありました」
鹿児島空港の国際線は、新型コロナによる運休から韓国や香港などを結ぶ定期路線が再開されていて、旅行代理店のJTBによりますと、2024年は海外旅行客が増える傾向にあるということです。
円安の影響で旅行代金もあがっていますが比較的近い韓国や台湾が人気で、全体では予約が2023年の約1.25倍となっています。
韓国に向かう旅行客
「せっかくだったら、国外に、違う環境でリフレッシュできれば」
「韓国いく~ たのしみ~」
韓国に帰省
「ゴールデンウィークで休みが長く取れたので、帰省しようと思っている。やっぱり円安で、(現地での)買い物を控えようと思っている」
鹿児島空港事務所によりますと、空港の駐車場は約1500台分ありますが、連休中は満車になるなど、混雑が見込まれるため、航空便の乗り遅れを防ぐため、公共交通機関の利用や時間に余裕をもって空港に到着するよう呼びかけています。